ネイタルチャートで相性を調べる理由
誰かと出会って胸が高鳴り、毎日が少し輝いて見える。「この人だ」と思える瞬間があります。ところが半年もすると、タオルのたたみ方が違う、使ったマグカップを洗わない、そもそも物事の見方がまるで違う、と気づき始めることも少なくありません。
もちろん、占星術が実際のコミュニケーションや自分自身の経験に取って代わることはありません。ただ、どこに気を配ればいいのか、ふたりが成長できるポイントはどこか、すれ違いが起きやすいのはどこか、といったヒントをくれます。天気予報のようなもので、何をすべきかを決めるわけではありませんが、出かける前の服選びには役立ちます。
出生図(ネイタルチャート)を使った相性の読み解き(シナストリー)は、「合う・合わない」を判定するものではありません。ふたりが自然に補い合える部分と、意識して向き合う必要がある部分を細かく示した、関係の地図のようなものです。しかも、チャートに課題を抱えたカップルほど、一緒に成長していく中で強い絆を築くことも珍しくありません。
相性を調べるために必要なもの
本格的に相性を調べるには、ふたり分のデータが必要です。
- 生年月日:ふたりとも
- 出生時刻:正確であるほど精度が上がります。時刻がなくても分析はできますが、一部が欠けた状態になります(それでも十分役に立ちます)
- 出生地:ふたりが生まれた市区町村
相手が出生時刻を知らない場合は?
よくあることなので、心配はいりません。出生時刻がわからないと、アセンダントや、各ハウスに入る天体の配置は見られません。これは大切な要素のひとつです。ただし、星座ごとの天体の位置や、ふたりのチャート間のアスペクトはしっかり読み取れるので、それだけでも多くのことがわかります。
ヒント:母子手帳を確認したり家族に聞いたりして、「朝」「昼過ぎ」「夜」くらいの大まかな時間帯だけでも調べてみてください。おおよその時刻でも、まったくわからないよりずっと参考になります。
ステップごとの相性チェック
ステップ1:プロフィールを2つ作る
MystarXでは、ふたりの出生データを入れたプロフィールを追加するだけです。Swiss Ephemerisをもとに、それぞれのネイタルチャートが自動で計算されます。
ステップ2:相性チェックを実行する
プロフィールを2つ選ぶと、ふたつのチャート間にある数百のアスペクトを数秒で分析し、8つの項目で結果を表示します。
ステップ3:項目ごとの結果を確認する
8種類の相性は、それぞれ0から100%で評価されます。低いスコアがあっても慌てずに、まずは解説を読んでみてください。ある項目のスコアが低くても、別の項目の高さで補われていることはよくあります。
ステップ4:細かな部分に目を向ける
いちばん価値があるのは、総合のパーセンテージよりも、具体的なアスペクトとその解釈です。ふたりが「どのように」関わり合うのかを教えてくれるのは、こうした細部です。
ステップ5:占星術師に質問する
わからない点があるときや、もっと深く知りたいときは、MystarXのパーソナル占星術師がふたりの関係を詳しく読み解き、具体的な質問に答えます。
ネイタルチャートから、ふたりの相性を確かめられます
相性を調べる相性で特に重要なアスペクト
ふたつのチャートの間には数百ものアスペクトが生まれますが、その中でも特に重視したいものがいくつかあります。ふたりの関係の傾向をざっくりつかみたいなら、まずここから見てみましょう。
太陽と月
最も重要なアスペクトです。一方の太陽ともう一方の月が調和していると、パズルのピースがぴたりとはまるような関係になりやすいとされます。能動的なエネルギーと受容的なエネルギーのバランスがとれた組み合わせです。一方の太陽ともう一方の月がトラインやコンジャンクションを作っていれば、とても良いサインです。
金星と火星
恋愛の相性を見るうえでの定番です。金星は愛し方や好みを、火星は情熱や行動力を表します。一方の金星ともう一方の火星がアスペクトを作ると、ふたりの間に火花が生まれます。これはどちら向きでも同じように働きます。
月と月
心の相性です。ふたりの月が調和する星座にあれば、一緒にいるだけで自然とくつろげます。言葉にしなくても、お互いの気持ちを直感的に察し合えるでしょう。
水星と水星
ちゃんと会話が成り立つかどうか。これは想像以上に大切です。水星同士が調和していれば、ふたりは「同じ言葉」で話せます。相手の考え方の筋道が理解でき、どんな話題でも話し合えます。
シナストリーにおける土星
ここが面白いところです。一方の土星がもう一方の天体とアスペクトを作ると、それは関係をつなぎとめる「接着剤」の役割を果たします。窮屈に感じることもありますが、関係を安定させ、長続きさせるのは土星です。シナストリーに土星の関わりがないと、心地よくても不安定な関係になりがちです。
注意したいポイント:ハードアスペクト
ハードアスペクトについても正直にお話しします。「もうおしまい」という意味ではありませんが、意識して向き合いたい領域を教えてくれます。
火星と火星のスクエア
ふたりとも自分がハンドルを握りたがっているような状態です。エネルギーにあふれる反面、衝突も多くなりがちです。情熱には向いていますが、穏やかに暮らすには工夫が必要です。カギは、そのエネルギーをふたりの共通の目標に向けることです。
月と土星のスクエア
難しいアスペクトのひとつです。一方が、もう一方に気持ちを抑えつけられているように感じることがあります。ふたりが意識して向き合う気持ちを持っていれば、うまくいきます。
太陽と冥王星のオポジション
濃密で、お互いを大きく変えていく関係です。強い絆になり得る一方で、支配や主導権争いに発展するリスクもあります。ふたりともに成熟した姿勢が求められます。
覚えておきたいこと
占星術に「悪い」アスペクトはありません。あるのは「難しい」アスペクトだけです。スクエアやオポジションは成長のきっかけになります。強い絆で結ばれたカップルの多くが、シナストリーにこうした緊張感のあるアスペクトを持っています。マンネリを防ぎ、ふたりを前へと押し進めてくれるからです。
ネットの「星座相性」が当てにならない理由
「牡羊座 蟹座 相性」と検索したことがあるなら、目にしたのはかなり表面的な情報だったはずです。その理由をお話しします。
「牡羊座と蟹座は相性が悪い」と書いているサイトは、太陽星座だけを比べています。表紙だけで本を判断するようなもので、できなくはありませんが、中身をすべて見落としてしまいます。
本来のシナストリーでは、次のような要素を考慮します。
- それぞれの10個以上の天体
- それぞれの12のハウス
- ふたつのチャート間にある数十のアスペクト
- ドラゴンヘッドとドラゴンテイル、そのカルマ的な意味
- リリスやキロンなどの特別なポイント
たとえば、太陽星座では「相性が悪い」とされる牡羊座と蟹座のカップルでも、彼の金星が彼女の月と完璧なトラインを作り、彼女の木星が彼の第7ハウスに入り、ふたりの土星が安定した土台を築いていることがあります。その場合、「相性の悪い」太陽星座同士でも、すばらしい関係になるのです。
だからこそ、本格的な相性チェックは必ずネイタルチャート全体を使って行います。
相性をチェック
相性を調べる結果をどう活かすか
相性の結果が出たら、次はどうすればいいのでしょうか。いくつかヒントをご紹介します。
相性が高い場合
すばらしい結果です。ただし、すっかり安心しきるのは禁物です。相性の高さは良い土台になりますが、関係を育てる努力はやはり必要です。結果を参考に、カップルとしての強みを知り、それを活かしていきましょう。
相性が平均的な場合
最も多い結果で、まったく問題ありません。スコアが高い項目はふたりの強みです。低い項目は、少し気をつけておきたい領域です。
相性が低い場合
慌てて関係を投げ出す必要はありません。相性が低いことは、最終的な判定ではありません。乗り越える課題が多いということですが、その課題を通してお互いに人として成長できます。強い絆で結ばれたカップルの多くも、複雑なシナストリーを持っています。
いちばん大切なルール
占星術は相手を裁くためではなく、理解するための道具として使いましょう。占星術が示すのは可能性と傾向であって、決めるのはあなた自身です。
結果をもっと詳しく知りたいときは、MystarXのパーソナル占星術師に質問してみてください。それぞれのアスペクトがふたりの関係にとって何を意味するのかを説明し、実践的なアドバイスをお伝えします。
よくある質問
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